どうせ小沢にも大したことはできない

これまた重要な論点。

私も、小沢が09年マニフェストを忠実に実行する可能性は小さいと思いますよ。

それでも、退屈な菅がやめて小沢になれば、もうちょっと、あるいは大いに、面白いんじゃないか、と考えるのですよ。

だって、小沢って、予期に反する行動を取るじゃないですか。

やらしてみて意外につまらなければ、また官僚主導の政治に戻るだけですが、それはそれで悪くない。だって、菅はそうなったもの。

逆に言えば、官僚主導の政治は国民にとって本当はそんなに悪いものではないのですよ。この点ではkojitakenと私の考えは異なる。

いずれにしても、溜飲をさげるために官僚叩きをして政治主導を唱えても、指導者が天才でない限り、うまくいかずに元に戻るだけでしょう。

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http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100828/1282970582

<正直な感情論をいうと、どうせ何もできない菅直人が続投するくらいなら、民主党代表即ち日本国総理大臣が小沢一郎に代わって、小沢も自民党や菅と同じことしかできないのを見てみたい、という気持ちがある。(中略)

私は、小沢一郎にも自民党や菅と同様の政治しかできないだろうと予想しているが、ことここに至っては、小沢一郎民主党代表・日本国総理大臣になって、「小沢神話」の幻想を自ら吹き消す必要があるのではないか。これもまた、日本の歴史において避けがたいプロセスではないかと考える。

「小沢さんなら何とかしてくれそう」、「小沢さんでなきゃアメリカ(官僚、財界、「悪徳ペンタゴン」など何でも良いけど)に対抗できない」という無用な幻想が霧消して初めて、われわれ一人一人が、自らの手で何とかしなければならないことが理解できるのではないだろうか。

もちろん、私の予想に反して小沢一郎が思いがけない善政を行うのであれば、それはそれで良いことだし、私は自らの不明を恥じる記事をブログに上げるだけである。

もっとも、そんな日が来るだろうとは全く考えていないけれども...>