2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

映画ランキング

友達から「映画ベスト100」を更新しろ、と言われるので、ちょっと考えています。 なかなか難しいので、他人が作っているランキングをいろいろのぞいてみる。 もっとも権威あるのは、1952年以来、10年ごとの更新をきちんと行っているSight and Sound誌のラン…

不胎化の有無は重要だそうです

27日付日経新聞『経済教室』で、渡辺努・一橋大学教授がそう書いています。 渡辺さんによれば、ゼロ金利の下だからこそ、非不胎化介入は不胎化介入よりはるかに大きな効果があるそうです。 ----------------------まず、プラス金利の世界では、介入資金が…

貸金業規制批判の自家撞着?

これはちょっと、ちぐはぐな批判ですよね。 貸金業規制の根幹が上限金利規制であり、これによって「過払い利息の返還」問題が起こったのですから、規制を批判するなら、消費者金融の再建に返還額カットが利用されるのもやむをえないというべきでしょう。 と…

朝青竜をやめさせるべきではなかった

正直言って、「強すぎて面白くない」というレベルにそろそろ達しつつあると思いますよ。 朝青竜がいれば、こんなに簡単に白鵬の独走を許すことはなかったでしょう。 ヒールがいてこそ、品格の点で文句ない白鵬の良さも引き立ったわけで。 白鵬がどんどん優勝…

「初動を間違えた」という批判は、後知恵ではないか

ノブ様いわく「日比谷焼き打ち事件の頃の雰囲気」だそうです。 少なくとも、中国は日本国民の対中感情を決定的に悪化させたのではないでしょうか。 政府はともかく、民間レベルでは排外的な活動、たとえば、「中国人お断り」とか中国製品の不買とか出てきて…

文系VS理系

例の、「文系と理系でどちらが年収が高いか」論争ですけれど、西村和雄先生が日経『経済教室』に書いたことは、日経新聞も賛成したことになるのでまずいと考える人が、あらためて反論を書いています。 http://news.livedoor.com/article/detail/5031515/ ち…

国際紛争地とみなされるのを避けるため、やむを得ぬ措置

こういう見方も、慰めの一つではあります。 問題が長引くこと自体が中国の利益だった可能性もあるということです。 そう考えれば、最初から、海上保安庁が見て見ぬふりをしてくれていれば、何事も起きなかったわけですし。 もちろん、海上保安庁を責めるのは…

那覇地検の説明

やはりこの一文が余計だな。「加えて、我が国国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、身柄拘束を継続して捜査を続けることは相当でないと判断しました」。政治的理由そのものですよ。 これがなければ、それほどヘンな理由でもない。 「被疑者の処分につ…

釈放はよいけれど、タイミングが早すぎる

かなりあ情けないですね、、、 いずれ釈放するにしても、NYタイムズが「レアアース対日禁輸」を報じたのが日本時間で23日、その翌日24日に釈放では、レアアースで屈服したととられても仕方ないじゃないですか。 せめてもう3、4日粘って、中国がさらにど…

スペイン旅行(2007)

2007年9月のスペイン旅行の写真です。この時は、マドリード、オヴィエド、ビルバオ、バルセロナと回りました。 オヴィエドはイスラム教徒に征服されずに残った地域にあり、侵攻以前のキリスト教建築を残す貴重な町で、すごくアルカイックな魅力にあふれてい…

日本は実はレアメタル大国だそうで

こういう話は慰めにはなりますが。 大前研一も、過去20年以上、「自分だけ賢くて政府も企業もバカ」と言い続けてきたわけですから、そろそろ「そう言うならおまえがやれ」と言いたくなるところではあります。 もっとも、彼は都知事選でまったく不人気でした…

卑劣な国

ってことになるんじゃないでしょうか。 公式には認めていないそうですが、「船長を解放しないとレアアースを輸出しない」なんて中国政府高官が言ったら、それこそ国際的非難を浴びるでしょう。 それにしても、レアアースを持ち出したということは、日本が本…

小野先生が内閣府経済社会総合研究所長に!

一時、菅総理が財務省寄りに傾いて関係冷却中とも伝えられていましたが、そうではなかったようです。 本格政権スタートにともない、公式に、小野理論が経済政策の指針の(少なくとも)一つになったということでしょう。 http://www.asahi.com/politics/updat…

いよいよ日銀法改正!?

これ、NHKしか報じていませんけれど。 消費税や公務員改革などに比べて、民主党的には乗り易い話ではあるでしょう。 そもそも、みんなの党が提案する「名目4%成長」は、実質2%、インフレ2%ということで、そんなに非現実的な話ではありませんから、反対…

宮尾日銀委員が日銀券ルールの撤廃に言及

これまた非常に意外です。 宮尾さんは経済学者の中でも日銀理論に最も近い「タカ派」と見られていますからね。 背景として、いよいよ具体化しつつある日銀法改正を牽制する意図があるのかとも思いますけれど、しょせん学者で大学に戻ればよい宮尾さんが、そ…

尖閣諸島

検察の証拠捏造問題ですが、マスコミもネットもこぞって検察を批判しています。 こういう時に、当ブログがわざわざ流れに棹差す必要もないと思います。 (意味間違えないでね。「流れに乗る」と言うのが正しい意味ですよ。最近は、反対の意味で用いる輩が多…

攻防線は73~74円!?

政府・日銀の介入のタイミングが遅かったかどうか、議論になっていますけれど、この方がこういう風におっしゃっているんですから、当局が動かなかったのも不思議ではない。 実際、名目上の円高にもかかわらず、政府・日銀内で危機感が広がらなかったのは、こ…

清滝先生がノーベル賞候補に!

清滝先生が有力だそうです。 この2,3年、ものすごく引用されてますからね。 http://science.thomsonreuters.com/nobel/2010predictions/#economics <Nobuhiro Kiyotaki Professor of Economics, Department of Economics, Princeton University, Princet…

非不胎化介入

http://twitter.com/iwmtyss <非不胎化介入は,浜田宏一先生と小宮隆太郎先生・翁邦雄先生・白塚重典氏との間で10年前に論争があり,『金融政策の論点』(東洋経済新報社) http://ht.ly/2FGCr に収録されている。論点はそこで出尽くしており,専門家は今更…

菅内閣支持率が急上昇

菅はうまく人事やったんじゃないですか。 中途半端な「挙党態勢」を作るより、党内の「抵抗勢力」を排除して国民の拍手喝采を受ける方を選びました。これは、支持率の高い間はよいけれど、支持率が下がると脆い体制ではあります。 小沢系と融和すれば、彼ら…

イタリア・ドロミテの絶景(2010年9月)

朝のヴェネツィア、サンタルチア駅の周辺です。旅の始まりです。 ドロミテ東部地域の入口にあるCortina d'Ampezzoへは、ヴェネツィアから電車とバスを乗り継いで4時間ほどです。電車の本数が限られているので、あらかじめイタリア国鉄のホームページやThoma…

日経読者の間でも小沢支持は高かった

http://news.livedoor.com/article/detail/5009832/ <どうですか、「民主党の国会議員、党員、サポーターは大バカ野郎」ですよ、これで報道記事ですと(苦笑)。 「小沢一郎に総理をやらせてみたかった。多くの国民がそう思っていたのではないか。」って、…

大学における出口管理

「今後日本の大学は、入試は簡素にして卒業・修了を厳格に判定する方向に変えるべき」というのはまことに正論ですが、新卒一括採用の日本社会ではなかなか難しい。 日本では1年ダブると烙印が押されるのです。浪人、留年を含めダブりは2年までで、しかも現…

ネット言論の無力を確認

惜しかったですね。 敗れるにしても、国会議員票で過半数を取っておけば、人事などで相当の影響力を行使できたはずですが、菅に、党員・サポーター、地方議員、国会議員、いずれのカテゴリーでも勝ちを許したんではね、、、。 ちょっと、直ちに党を割ると言…

民主党代表選

今、演説している時間ですね。 マスコミ報道の通り、菅優勢として、仮に小沢が勝てばサプライズでしょう。 菅が勝てば、官僚との協調関係を重視するでしょうから、安定感はありますね。現状は何も変わらないでしょう。予算の抜本的再配分はないだろうから、…

イタリア-スイス旅行

(写真は朝のヴェネチア、サンタ・ルチア駅周辺の風景) 9月 1日(水):関西空港からアムステルダム経由でヴェネチアへ。 2日(木):Cortina d’Ampezzoへ。Tuana山に上がる。 http://blogs.yahoo.co.jp/mazepparrigo/33174459.html 3日(金):Tre Cim…

ルツェルン

(ルツェルン新旧市街の間にかかる、花で飾られたカペル橋) 9月11日(土):Titlis山に登る。 本日は予備日というか、予定のない日である。元々、この日に帰国便に乗り、日曜日には成田に着いて月曜日から出勤したかったが、土曜日発は航空券がとても高くな…

絶景もオペラも

(ユングフラウヨッホから望むメンヒ) 9月10日(金):グリンデルバルドからルツェルンへ 今日はたいへんな一日である。 まず始発(7:17)の登山鉄道に乗って8:52にユングフラウ・ヨッホに着く。これは午前中の下山を前提したお得チケットで、通常160フラン…

快晴のマッターホルン

(Riffelseeに映る「逆さマッターホルン」) 9月9日(木):コルナーグラートからのハイキング 目が覚めたのは7時40分。窓から名峰を見て仰天。蒼天とのコントラストも鮮やかに、マッターホルンはそびえていた。 急いで朝食をとり、チェックアウトと荷物預け…

マッターホルンに接近

9月8日(水):Matterhornに接近 朝7時に起きたら、案の定、曇りで雨まで降っている。 食堂にパソコンを持ち込んでスケジュール変更の可能性を検討。予定では今夜はGrindelwaldに泊まるはずだが、天気予報によると、あちらはここよりもっと天気が悪いようだ…