日本は実はレアメタル大国だそうで

こういう話は慰めにはなりますが。

大前研一も、過去20年以上、「自分だけ賢くて政府も企業もバカ」と言い続けてきたわけですから、そろそろ「そう言うならおまえがやれ」と言いたくなるところではあります。

もっとも、彼は都知事選でまったく不人気でしたし、「平成維新の会」も彼の読者から集金して選挙で散財しただけに終わりましたけれど。

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http://www.ohmae.biz/koblog/viewpoint/1568.php

< また、実は日本もかなりの量のレアメタルを「埋蔵」していると見る
 こともできます。

 それは都市鉱山と呼ばれているような既存製品に利用されているレアメ
 タルです。

 極論すれば、秋葉原にあるレアメタルの量は世界に匹敵するのではない
 かと言われるほどです。

 例えば来年地上デジタル放送に切り替わることで真空管方式のテレビは
 不要になりますが、テレビにはイットリウムが大量に使用されています。

 こうしたものを回収し、再利用する手立てを考えれば、日本国内だけで
 も相当量のレアメタルが補えるはずです。全く別の手段として、
 レアメタルを使わずにプラスチックで代用する方法を考えることも
 できるでしょう。

 こうした状況を踏まえて、中国あるいはその他の産出国に対してアプローチ
 を考えていくべきです。

 焦って戦略も戦術もないままに、ただ「譲って下さい」と頼んでいる
日本の大臣の姿は惨めだと言わざるを得ません。私はこの問題が大きく
なってしまう可能性は低いと思います。

 台湾で同じテーマで議論したときには、殆どの台湾人は「商談と絡めて
 行けば何の問題もなく調達できる」と答えていましたが、同感です。
 日本も台湾に歩調をあわせていけば良いと私は思っています。>