スペイン旅行(2007)

2007年9月のスペイン旅行の写真です。この時は、マドリード、オヴィエドビルバオバルセロナと回りました。
 
オヴィエドイスラム教徒に征服されずに残った地域にあり、侵攻以前のキリスト教建築を残す貴重な町で、すごくアルカイックな魅力にあふれているのですが、写真を撮りそびれました。
 
まずは、マドリードの代表的待ち合わせ場所「ゼロ地点」の道標です。渋谷の「ハチ公」、上野の「西郷さん」みたいなものです。「人が集まっているから全然すぐわかりますよ」と言われたのですが、非常にわかりにくいところにあります。地面にこれが描いてあるだけですから。むしろ「市庁舎前」と指定された方がわかりやすかったです。
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古都トレドの大聖堂です。スペイン国内での格式は第一位だそうです。何せ、マドリードに移る前はここが首都だったそうですから。
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エル・グレコによって描かれたトレド対岸の岩壁です。グレコと同じものを見ているのだと思うと感無量でした。
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ビルバオグッゲンハイム美術館です。こういう怪獣みたいなオブジェがあちこちに。有名な世界遺産の移動橋には行きませんでした。
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ビルバオのオペラ劇場です。あまり知られていませんが、スペインのオペラの上演水準は高いです。
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バルセロナサン・パウ病院です。ガウディよりちょっと前の世代の建築家モンタネールの作で世界遺産に登録されています。
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言わずと知れた「サグラダ・ファミリア」です。早朝から大混雑で、日本の芸能人(ジャニーズ)も来ていました。芸能人は特別扱いで、行列に並ばずにエレベーターに乗るところが丸見えです。なにせ、100年前に設計した小さいエレベーターが東西の塔にそれぞれ一基ずつしかなく、入口が限られているので、裏口からこっそり通すというわけにいかないのでしょう。
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ガウディが設計したグエル公園は人気の観光地ですが、私にとっては「がっかり名所」でした。ガウディが完成することなく亡くなったため、中途半端な造作が多いのです。
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むしろ、中心街にあるビル(集合住宅)の方が、この建築家の名声にふさわしいと思いました。これは世界遺産Casa Batlloです。中に入れるらしく、素晴らしいものだそうですが、私は夜通りかかっただけなので、外からの写真のみ撮りました。
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