ノーベル平和賞

さすがヨーロッパ。実にタイミングよくメッセージを出してきます。

ノーベル賞とはヨーロッパによる政治的影響力の行使の仕方の一つであり、クルーグマンオバマも、彼らの受賞に政治的意味がないというのはきれいごとでしょう。

中国は尖閣他でああいうことをやっているようでは、いずれいろいろな形で国際社会から批判されて当然。

テレビのブラックアウトもかっこわるさの極みですな。

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http://mainichi.jp/select/world/news/20101009k0000m030111000c.html

<中国の国内総生産(GDP)は10年に日本を抜き、世界2位となるのは確実だ。しかし、中国は気候変動問題をはじめ国際会議では「途上国」の立場を主張し続け「責任ある役割を果たしていない」との批判も強い。劉氏への平和賞授与は、人権問題を含め、中国が大人の国になるよう求めたものとも言える。

 欧米諸国から人民元の切り上げを求められながらも、応じていない中国へのくすぶる不満や、領海問題で周辺国とたびたび衝突している中国に対する脅威論の台頭も、授賞決定の背景にありそうだ。

 「経済的発展や力による安定だけで評価されるのではないことを、国際社会が中国に突きつけた」。劉氏の弟子のような存在で、9月30日まで開かれた「第76回国際ペン東京大会」に出席した広東省広州在住の作家、野渡さん(40)は授賞の意義について語る。>

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101009-OYT1T00151.htm?from=main1

<8日午後5時(日本時間同6時)ごろ、劉氏の平和賞受賞を伝えていたBBCやNHKなど外国テレビ放送の画面が、突然、真っ黒になった。国民に劉氏受賞のニュースを見せたくない当局が放送を遮断したとみられる。連日、大々的にノーベル賞関連ニュースを報じてきた中央テレビや新華社通信など国営メディアも一斉に沈黙した。

 共産党のショックの大きさがうかがえる。>