東国原も後出し

確かに。

東国原の出馬は石原を利するだろうという気がします。

要は、「石原VS反石原」という構図で、候補が増えれば増えるほど、反石原票が割れて石原有利、でしょう。

小池は人柄や雰囲気で、いい線行っていました。ただ有権者共産党アレルギーがあるので、当選は元々難しかったでしょう。

東国原はもちろん、負け覚悟でしょう。出なければ「チキン」呼ばわりされ、政治的生命に傷が付くことを避けた、ということでしょう。

渡辺は最初から見込みなし、と思います。マスコミは何かというと成功した経済人を持ち上げるけれど、あの雰囲気は、有権者は苦手なのではないでしょうか。昔、大前研一が「平成維新の会」を立ち上げ、さんざん有権者から集金したのに惨敗したのを思い出します。

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http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110322/1300750345

<昨日、東国原英夫が突如都知事選への出馬を表明したことには驚かされた。石原の上を行く「後出しじゃんけん」である。

昨夕、ある方が「東国原なんて出なくていい」とつぶやいたところ、「これで小池に入れる必要がなくなった」とコメントした人がいた。

要するに、石原は嫌いだけど共産党にも抵抗があるという人たちが少なからずいて、彼らは「でもまあ、石原、小池、渡辺の3人だったら小池に入れるか」と思っていたところ、ポピュリストの東国原が立候補を決めたものだから、東国原へとなびくのだろう。

だが、東国原のような腰の定まらない人間には石原は倒せない。そして、東国原が一定の石原批判票を吸収しながら自らは当選できないことは何を意味するか。

そう、東国原は石原の応援団員格だということだ。石原のみならず、石原応援団員の東国原も、今後徹底的に批判する必要がある。>