すごい多数派工作

この日経のレポートはなかなかすごいね。

野田陣営の「1回目で『前原2位』なら、鹿野氏と馬淵澄夫氏の票は前原氏に回らない。野田氏が2位なら、2位以下連合が結束して勝利できる」って、どういう論理だろうね?

鹿野と馬淵の支持者は前原嫌い、ってことかね。

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http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0EAE2E3998DE0EAE2EAE0E2E3E39797EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

<小沢陣営が最も警戒するのは、鹿野農相が2位になる展開だ。海江田氏と鹿野氏の決選投票になれば前原、野田両氏を支持した票が「反小沢」で結束し、逆転される事態も否定できないとの見方だ。ベテラン議員や、中間派の受け皿としても鹿野氏が最適との理由だ。

 陣営内では「1回目で鹿野氏が2位にならないように票をばらけさせる必要がある」との案も浮上。鹿野選対に顔を出さなくなった小沢系議員もいる。これに対し鹿野陣営内では「決選投票では海江田氏には入れない」との憤りも上がり、小沢グループの手法への反発が出てきた。

 基礎票で海江田陣営を下回る各候補の2位争いは激しくなってきた。最有力候補とも目された前原氏は28日夜、一連の行事を終えて選対本部に戻ると「伸び悩んでいる」と周辺に漏らした。28日は代表になった場合の人事で、元代表に近い議員を閣僚や党役員に起用する考えを示唆した。小沢グループの若手にも、海江田氏支持をためらう空気がある。「何とか切り崩したいとの意気込みの表れだ」と陣営は前原氏の発言を解説する。(中略)

 野田陣営は2位へ攻勢をかけた。「1回目で『前原2位』なら、鹿野氏と馬淵澄夫氏の票は前原氏に回らない。野田氏が2位なら、2位以下連合が結束して勝利できる」との論法で、陣営幹部は電話をかけ続けた。

 選挙戦前に想定した「主流派の統一候補」としての出馬が、前原氏の立候補で崩れたことへの同情論も、党内にはある。野田氏本人も28日の党主催討論会では、小選挙区導入論で一貫していた鹿野氏を「政治改革のエースだった頃、あこがれていた」と持ち上げた。幹部は「決選投票で鹿野票を取り込む秋波だ」と期待をかける。

 前原、野田両氏に票が分かれる主流派内では「決選投票になれば、2位になった方に票を集める」との声が強まり、水面下で調整も始まった。「海江田代表」なら小沢元代表復権は間違いないためだ。野田氏を推す菅直人首相グループの一人も「我々の唯一の方針は『反小沢』だ」と前原、野田両氏の連携による逆転を模索する。

 前原、野田、鹿野3氏を追う馬淵氏の陣営は「決選投票の働きかけがすごい」と明かした。多数派工作と合従連衡策が、29日の投票直前まで続く。>