米大統領、公共事業による雇用創出表明

う~ん、ますます日本に似てきました。

雇用対策としてムダな公共事業(でも)やる、ということかな。

先週録画したたかじんの番組、今見てますけれど、麻生、安倍の両元総理が、景気対策として公共事業やれ、と言ってました。今水深14メートルの仙台港を深く竣工して18メートルにすれば、中国で積み替えずに直接入港できるようになるとか。

安倍は、景気悪化の時に失業率が上がっても市場にまかせて政府は特別のことをしないのがアメリカで、これに対し日本では政府が雇用を作る、これが大きな違い、と言ってました。

この人たちは「米百俵」の精神の小泉政権下で重用され「無駄な公共事業」はやらないはずだったような気がするが、宗旨を変えたのか。それとも昔からそうだったのか。

あ、小泉路線を捨て、郵政造反組を復党させたり、未曽有の規模の補正予算を組んだりしたから、国政選挙に負けたんだっけ、この人たち?

元々の自民党というのは、「大きな政府」なんですね。

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http://www.asahi.com/international/update/0903/TKY201109030127.html

< オバマ米大統領が、雇用創出や景気刺激策について打ち出す8日の重要演説で、社会的なインフラ整備などの公共事業を通じた雇用対策や減税延長などを盛り込む方針であることが2日、分かった。オバマ政権高官が同日夜、朝日新聞の取材に明らかにした。

 大統領は8日午後7時(日本時間9日午前8時)に米上・下院の合同本会議で演説を予定している。合同本会議での演説は、毎年初めの重要演説である「一般教書演説」のほかは、2009年に医療保険制度改革で演説して以来。政権は強い意気込みで準備を進めている。

 政権高官によると、オバマ大統領は、公共事業による早期の雇用創出などを米議会に直接呼びかける見通しだという。高官は2日夜、公共事業の打ち出しの提案は、「詳細な内容になる」と語った。また、今年末で期限切れとなる給与税の減税延長、米韓自由貿易協定(FTA)などの両国間で合意に達しているものの議会による批准が遅れている各種貿易協定の早期発効などを、米議会側に強く働きかけたい考えだという。 >