予想通り?

やはり麻生圧勝のようですね。

総取りならもちろん、ドント方式で行ったとしても、
候補が5人もいれば、地方票で1位の有利が増幅されるはずです。

元々、地方の欲求に基づいた政治をやってくれそうなのは
麻生みたいな政策論の候補であり、
残念ながら構造改革派ではないでしょう。

今振り返れば、そもそも01年の総裁選で、
地方まで(郵便局員まで)1位候補に投票したのは、
一種の「虚偽意識」というか、
自らの階級的基盤を認識しない投票行動だったのではないですか。

麻生さんは「愛国的」政治家と思われていますが、
元々、私は好感を持っています。
彼は、柔軟に物事を考え少しでも解決しようと発言しますよね。

北方領土問題の「面積等分論」、靖国「国有化」などの発言は、
彼の支持層からさえ批判を受けました。

最近では、(総選挙間近で引っ込めてしまったのは残念だが)
「基礎年金の消費税化」をHPで公表しました。
この点だけを見ても、彼が単細胞の政治家ではないことがわかると思います。

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http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008091001001070.html

麻生氏が大差で独走 総裁選の支持動向
 自民党総裁選で麻生太郎幹事長への支持が党所属衆参国会議員387人の過半数に迫る勢いであることが、10日夜までの共同通信の支持動向調査で分かった。2位の与謝野馨経済財政担当相は50人前後で、現状では大差がついている。

 石原伸晃政調会長小池百合子元防衛相、石破茂前防衛相の3氏への支持を明らかにした議員はいずれも30人に届いておらず苦戦している。

 まだ態度を固めていない議員が多い上、支持する候補を変える議員が出ることも予想され流動的な面もある。

 麻生氏は最大派閥の町村派(88人)の6割以上を固めたほか、津島(70人)、古賀(62人)、山崎(41人)各派から半数程度を獲得。出身派閥の麻生派(20人)と伊吹(28人)、二階(16人)、高村(15人)各派が麻生氏支持の方向で、無派閥からの支援もある。

 与謝野氏には津島、古賀両派からの支持が多い。