舛添離党だって

引っ込みがつかなくなったんでしょうね。

しかし、この顔触れでは「新自由主義」は無理だろうな。
元々、そういう人じゃないけどね。

<政策は、法人税減税や研究開発部門への投資促進による経済成長と、その後の社会保障体制の充実、教育などの構造改革を軸に調整している。>

この人は、本来、小泉改革の流れを継承する人ではなかった。

それにしても、彼は道を誤ったのではないかな。

だって、この顔触れでは自民党の中にいても政策的に大差ないんじゃない?

彼は、ここは我慢して谷垣執行部のために選挙対策本部長代行でも副総裁でもやって汗をかけば、人望が高まり、次の総裁選で20人の推薦人を集めることができただろうと思います。

彼も、1948年生まれで62歳でしょ。決して若手ではない。このまま野垂れ死にじゃないかな。

河野太郎は喜んでいると思う。
次の総裁選で最大のライバルとなると思われた男が自爆して退いたということだ。
多くの国民もガッカリ。
みんな彼に自民党総裁になって民主党と対決してほしかったと思っているでしょう。
彼の人気は自民党員だったこともあるので、自民党やめたら人気急落するのでは?
だって、有権者が支持するには「メジャー感」が必要だもの。

ささやかな可能性があるとすれば、「立ちあがれ」や「創新党」などと連携し、全体のリーダーとして担がれることだけでしょう。

みんなの党」はおそらく協力しない。政策的に相容れないし、渡辺も江田も「お山の大将」だし。

なんだか、修学旅行のグループ作りの観を呈してきた。
でも、だいたい一人ぐらい、どこにも入れてもらえなくて浮いている子がいるもの。
鳩山邦夫がそういう状態でしょう。
政策的には舛添新党が一番近いと思う。

それにしても、党名はどうする?

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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100421/stt1004211533004-n1.htm

自民党舛添要一厚生労働相が週内の新党結成を目指し、離党の準備を進めていることが21日、わかった。自民党改革クラブ参院議員が参加を決めており、すでに政党要件を満たすために必要な国会議員5人を確保。さらに数人の参加も見込まれ、10人前後で結党する見通しだ。

 参加を予定しているのは、舛添氏のほか、自民党矢野哲朗参院国対委員長改革クラブ渡辺秀央代表、荒井広幸幹事長、山内俊夫氏の計5人。自民党には参加を検討している参院議員が複数いるという。一方、改革クラブに所属する大江康弘参院議員と中村喜四郎衆院議員は個々の事情により参加しない。

 舛添氏はこれまで、夏の参院選自民党が勝利を収めるためには執行部の刷新が必要だと訴えてきた。しかし、谷垣禎一総裁は執行部刷新を否定。矢野氏らも鳩山政権の失態を攻撃できない参院幹部の交代を水面下で求めたが実現しなかった。

 一方で、自民党内で舛添氏の言動への批判が高まり、同氏はこれ以上党内で政治活動を続けるは困難になったと判断。渡辺氏らと協議した結果、参院で鳩山政権を倒す勢力の結集が必要と判断した。

 政策は、法人税減税や研究開発部門への投資促進による経済成長と、その後の社会保障体制の充実、教育などの構造改革を軸に調整している。>