株式市場の見方

また株式市場がたいへんなことになっています。

今回は2年前の学習効果があって、人々が早めに売っているので、下げがきつくなっていると思います。これからどこまで下がるかはわかりませんが、最終的には前回同様、一時的な下げにとどまるのではないか。

とはいえ、今回の下げの原因は第一に欧州諸国の国債危機ですが、同時に金融規制強化が取り沙汰されており、下げたところで投資銀行あたりが自己勘定で買って早期に株価回復、というメカニズムが働きにくいかもしれない。

それでも、ここまで下げると、これまで買いそびれていた人には大きなチャンスです。昨年の3月から7月にかけての回復が予想外に早く、そこで買いそこねた人は多いでしょうから、買いタイミングを探っている人は多いんじゃないかな。

ところで↓。金融規制強化から逃れるために、この機会を利用して売り浴びせ、オバマ政権を動揺させる陰謀ってことですかね。

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http://blog.livedoor.jp/sobata2005/

<米国株式が終盤下落を加速したのは、米国の金融規制法案が採決に向う見通しが高まったためということだが、この理由も最悪だ。まだ規制から逃げ切れると思っているのだろうか。

オバマ不支持の広まり、欧州のドイツの空売り規制による揉め事、この二つの報道が過剰になされているあたり、金融関係者の利害に沿った報道で(オバマを叩いて、金融規制法案を修正させる)、邪推だが、邪推したくなる動きだ。>