名古屋市

話題の名古屋市長のサポーターであった有名な政治学者の名古屋大学教授が、市長と決裂したらしい件。とりあえずメモ。

かわいさ余って憎さ百倍、というか、一部私怨のようにすら聞こえます。

とはいえ、議員報酬の削減などポピュリスト的な課題以外の名古屋市長の行政手腕については、テレビではまったく報じられません。

私ですら、日曜日のテレ朝を見て、議員報酬半減も悪くないじゃん、と思ってしまったぐらいですから。

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中日新聞に「河村vs市議会」特集が。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/index.html

蜜月?
http://blog.canpan.info/jacevo-board/archive/103

決裂前
http://blog.canpan.info/jacevo-board/archive/106

おそらく決裂のきっかけ
http://blog.canpan.info/jacevo-board/archive/111

問題の朝日記事
http://www.asahi.com/national/update/0305/NGY201003050001.html

決裂声明?
http://blog.canpan.info/jacevo-board/archive/131

<最近のトワイライトスクール事業の公募問題についても、河村市長は民間公募の指示を出したこと以外、選定手続きや委員の選定に関してはほとんど我々のアドバイスに無関心であったのに、なぜか選定期間中の2月11日になって突然、選定委員を市長室に呼ぶという乱暴な行動をとった。

 議会からそれを批判されると、選定過程の問題点の重大さを徹底調査して明らかにして理解を求めるという正攻法をとらず、権限のない経営アドバイザーに責任を負わせて逃げようとしてきた。

 全体として、河村市長にとって、市政のトップとしてきちんと問題解決に取り組むということよりも、議会解散直接請求という政治ショーこそが一貫した中心的関心事だというのが私の評価である。行政を役人に丸投げするなかで、トワイライト事業全ての外郭団体受託など、役人の既得権防衛も野放しになっている。

 最後に、今後について言えば、マネジメントの資質と関心がこれほど乏しい人が市長をやっていてよいのかという根本的な疑問がある一方で、次の市長選挙ではそれにもかかわらず勝ってしまうであろうというのが困ったところである。

 私自身にも名案はないが、二大政党化が確定的になった日本においては、少なくとも名古屋市のような大きな自治体では市長も議会も政党を基盤にすべきだと思う。河村市長が積年の相乗り体制を揺るがす役割を果たしたあとは、市政に責任を持つ覚悟のある二大政党(連合)が選択肢を出して競うシステムを目指すしかないだろう。そのためには、議院内閣制など、議会一元制への制度改革も必要になる。>

今の思い
http://blog.canpan.info/jacevo-board/category_7/

<そのこととは別に、あれだけ行政経営の関心や資質が無い人が長く市長をやるべきではないというのも明らかなことです。市役所内の最も悪質な守旧派勢力が喜ぶだけです。

日本でも最高の報酬と最低の水準に安住してきた名古屋市議会をある程度揺り動かしたら、なるべく早く退場してもらうのがよいと思います。それまでの間に、河村側と市議会側がどのようなバトルを展開するかは分かりませんが、私に出来ることはその期間をなるべく短くする方向で微力を尽くすということだけです。>