マスコミ辞令2

結局、枝野幹事長で決断したみたいですね。

よみうりテレビで辛抱が、「いったん情報を流しておいて結局やめたら小沢に屈したと見られてしまう」と言ってましたからね。

それにしても徹底的に選挙用人事ですね。レンホが消費者担当だけでなく、行政刷新も兼ねてますからね。

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http://www.asahi.com/politics/update/0606/TKY201006050380.html

菅直人新首相は5日夜、仙谷由人・国家戦略相を官房長官に、枝野幸男・行政刷新相を党幹事長に、代表選で菅氏に敗れた樽床伸二衆院環境委員長を党国会対策委員長に、それぞれ起用することを明らかにした。また、野田佳彦・財務副大臣財務相に昇格させ、荒井聰首相補佐官を国家戦略相に起用する人事を内定。蓮舫(れんほう)参院議員には、消費者・少子化相に加えて行政刷新相を兼務させる方向で調整している。

 菅新首相は首相官邸で記者団に対し、枝野氏を幹事長に起用する理由について「選挙になれば、首相より幹事長で論争することも多いし、選挙の顔としてふさわしい」と説明した。

 枝野氏は6日未明、「選挙をしっかりやりたい。民主党が何を目指し、どう行動するのかを、いかにわかりやすく伝えるかが私の一番の役割だ」と抱負を述べた。また、小沢一郎・現幹事長に「近いうちにごあいさつにうかがいたい」と語った。

 小沢氏に近い議員が推した樽床氏の起用は、党内融和を図る狙いがある。2002年から菅代表のもとで国対委員長代理を務めた経験も買われた。

 党人事では、代表選で菅氏を支援した玄葉光一郎衆院財務金融委員長を、菅新首相が復活を明言した政策調査会の会長に起用する案が有力だ。菅氏は、政調会長と閣僚を兼任させる方針のため、同時に入閣する可能性もある。また、幹事長代理に細野豪志副幹事長、選挙対策委員長安住淳衆院安全保障委員長を起用する。参院選対策本部長には菅氏自ら就き、本部長代理に石井一・選対委員長、事務局長に安住氏が就く。

 枝野氏については、「反小沢色」が鮮明なため、幹事長への起用に党内で反発が噴出。一時は、海江田万里・選対委員長代理の起用も検討された。だが、一度内定した人事を党内の意見に屈して入れ替えれば、「脱小沢」路線が揺らいだと見られかねないことなどから、当初の方針通り枝野氏起用を決めた。>