イタリアからスイスへ

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(Brig駅に停車するMatterhorn-Gotthard鉄道)

9月7日(水):イタリアからスイスへ

本日は、OrtiseiからPonte Gardenaへバス、電車でPonte Gardena→Bolzano→Verona→Milano→Brig→Zermattと乗り継ぐ大旅行だった。朝6時1分のバスに乗り、Zermattに着いたのは午後3時半。

Ortiseiでは一人も日本人を見かけず終わると思ったら、最後の最後、Ponte Gardenaへのバスで中年夫婦と乗り合わせた。私と同様、目ざとく6時40分Ponte Gardena停車のローカル電車を見つけたのかと思ったら、さにあらず。6時半に駅に着いてからもたもたしているので声をかけたら、Veronaまでの切符を買おうとしているのだ。このあたりの無人駅ではローカル線の自動券売機しか置いていない。Veronaに7時に着くから次のBologna行きは7時31分で30分間十分切符を買う時間がある、と教えてやった。どうも6時40分発のローカル線を知らなかったようだ。確かに、これについてはEuropean Timetableでも別表となっており、おそらく見つけられないだろう。それならどうして6時発のバスに乗ったの?と尋ねてみたいところではあった。私はたまたまSAD社のホームページで7時31分Verona行きに余裕で乗れるためのバスとローカル電車の組み合わせはないのかとしっかりチェックしていたのだ。この地方では、バスとローカル電車は一律でSAD社の管理である。

スイスのBrig駅に降り立って意外だったのは、蒸し暑さだ。アルプスを越えて(トンネルでくぐって)来たのに何この蒸し暑さは?

調べてみたらここは標高600メートルだった。Ortiseiは1200メートルだったから、ここの方が蒸し暑くてもおかしくはないはずだ。

有名な氷河特急の鈍行(regional service)に乗り換えて、1時間20分でZermatt着。予想通り天気は最悪。

やや場末のホテルにチェックインした後、近場の展望台(Sunega Paradise)に地下のケーブルカーで登ってみた。あたり一面雲に覆われ、何も見えない。

早々に下山し、「地球の歩き方」で推薦しているレストランで夕食。残念ながら割高で、接客も悪かった。だいたいアメリカ人客が多すぎる。経験上、あまりよくない店の証拠だ。

ホテルに戻り、テレビをつけ天気予報をチェック。どうも当分悪天らしい。