宝くじは社会的弱者の税金

ハハハ、痛快です。

庶民の楽しみをここまで悪しざまに言うのは、確かに「上から目線」ではあるけれど、私も、年末あたりの宝くじの行列を見ると「この人たち、いったい何が楽しいんだろうね」と思ってしまいます。

コメント欄も面白い。

<1/1000万を3万円(100枚として)分夏冬(200枚として)買っても、5万年だと思いますよ。
細かくてすみません。(頭悪っとは言いません。)

ところで、5万人に一人と言われると、これまた違った感じしません?
人間心理を突くと言うのは、マーケティングではよくある事です。>

アメピグやグリー・モバゲーが無かったとしても、この手のビジネスは必ず誰かがやっていたはずです。逮捕されてなければホリエモンだったと思いますが。>

そうなんだよね。

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http://blogos.com/article/34199/

<はっきりいうけど、そもそもモバゲーもグリーもソーシャル詐欺師も宝くじも、頭のいい人たちが情報弱者(情弱)から金を巻き上げるということで成立しているビジネスだと思う。本日取り上げるアメーバピグも同様。以前「なぜ、人は携帯ソーシャルゲームに嫌悪感を持つのか」というエントリーも書きましたが、正直とっても気持ち悪いです。

宝くじ?と思う方もいるかもしれない。これについては先日の朝日新聞に出ていたが、ギャンブルの依存症の権威、大阪商業大学谷岡一郎学長が2000年に調査したところ、宝くじ購入者の多くは社会的弱者であり、「宝くじは社会的弱者の税金だ」だそうです。

宝くじの一等を当てる確率は、ジャンボで1/1000万。この確率の想像がつかない情弱の皆さんが「当たれ」と思って買うわけです。毎年ジャンボ宝くじをサマーと年末に1枚ずつ買うと、500万年に一回は当たります。500万年前はちょうど猿人が現れて直立歩行を始めた頃ですぜ。年金暮らしのお年寄りの中には毎回何万円も買われる人が多いとか。しかしたとえ3万円分×夏冬買っても、500万年が2万5000年に一回になるだけです。2万5000年前は氷河期でした。
氷河期から現在までジャンボがでる度に夏冬3万円ずつ使ってやっと一回当たる確率なんですよ。つまり普通に考えたら「当たる」と想像するだけでも頭がおかしい。一年で6万円使うならそれで真面目に商売始めて億万長者になる確率の方がよほど高いくらいだ(計算は不能だけどね)。
ついでにいうと携帯カードゲームがあれほど儲かるのだって、確率計算ができない人たちがたくさんいるからだ。数学というより算数の世界。小学校の時にちゃんと勉強していれば無駄金使わずに済みます。>