乾徳山

2012年5月5日(土)
塩山駅(8:30)→乾徳山登山口バス停(9::10)→乾徳山入口(9:35)→錦晶水(10:50)→国師ヶ原(11:10)→扇平(12:00)→乾徳山頂(13:20-14:10)→扇平(15:30)→国師ヶ原(16:00)→乾徳山入口(17:30)→乾徳山登山口バス停(18:00)→塩山駅(18:30)
 
登山口(入口)です。
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おそらく自治体が設置した案内板。手元のガイド本よりコースタイムがだいぶ長いので、不安になります。
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錦晶水です。飲めます。格好の休憩場です。
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国師ヶ原手前からの乾徳山の眺め。
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国師ヶ原には鹿がいました。動物に慣れていない私が不用意に近づいたら、みんな逃げてしまいました。
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扇平にある「月見岩」。この辺りからの富士山の眺めが素晴らしい。
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扇平。このあたりから再び樹林帯に入ります。急登です。
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髭剃り岩。
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鎖場は2ヶ所あります。最初が念仏岩。手掛かり豊富なので、登りやすい。
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二段に分かれていて、二段目は高度感があります。左の鎖は上の方でそりかえっていて登りにくい。右の鎖は登りやすいが、足元が切れ落ちていて怖い。ネットで研究しつくしたところ、見かけは怖いが右側の方が楽ということなので、右側を登りました。
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若い子は左の鎖を腕力で上ります(私は無理)。
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右側の鎖から落ちるとどこまで落ちるか、先が見えません。
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山頂直下の天狗岩を遠望します。
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天狗岩の下から。
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割れ目のある一枚岩の上まで登れば、後は楽です。ここでは落ちても数メートルとわかるので、それほど怖くありません。
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先に女性が登っています。
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入口から3時間45分で乾徳山頂(2031メートル)に到着。右側上端に赤いものが見えますが、山頂標識の隣に立っている人の一部です。何とか写らないように努力したんですけれど、少しかかってしまいました。いつも思うけれども、山頂標識付近に長居するのはやめてほしい。
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実は山頂到着直後に貧血を起こしてしまいました。立っていられません。おかげで山頂に50分も長居してしまいました。
 
天狗岩は回避して、迂回路を取ります。とはいえ、かなり急な下りです。迂回路を降りて回避できるのは天狗岩だけで、念仏岩はもう一度通らなければなりません。
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こういう見かけ不安定な丸太橋も、ここは登山者が多いので、信用して渡ります。
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富士山の眺めは、帰りの扇平からがベストでした。
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下りは長くてつらかったです。他の登山者にはなかなか出会わなかったけれど、鹿には出会いました。動物は人間がいなくなると出てくるのです。入口には「熊注意」の看板がありましたが、ゴールが近いと思うと気が緩みます。途中、熊が出そうな森の中でゆっくり休憩してしまいました。
 
3時間20分でようやく登山口到着。重い足をひきずってバス停に向かいますが、すでに最後のバスが出てしまったことはあらかじめわかっています。タクシーを呼びます。塩山駅まで3860円でした。
 
山頂での長い休憩を差し引いても合計8時間の長丁場でした。登山口バス停は標高830メートルで、山頂標高は2031メートルですから、1200メートルの登下山でした。日帰り山行としてはぎりぎりの水準でしょう。コースタイムは、ガイド本によって結構バラバラです。私と同様、単純往復するコースで比較してみます。
 
私(山頂での50分休憩を除く): 8時間。
 
ヤマケイアルペンガイド: 7時間20分。
 
山と高原地図(26): 6時間35分。
 
日本二百名山登山ガイド(上): 6時間5分。
 
休憩を考慮すればヤマケイアルペンガイドが現実的でしょう。