梅雨明け十日

というのは、梅雨明け直後は太平洋高気圧の張り出しが強く好天が続くことを表しています。
 
今年も昨年と同様、早めの梅雨明け(16日)で、今後7月末まで好い天気が続くことが見込まれます。実際、今日までのところそうなっている。
 
しかし、このスケジュールは、登山者にとって必ずしも都合がよくない。どの業界に勤めていても、まとまって一週間以上の休みが取れるのは8月に入ってからではないでしょうか。
 
もちろん、週末や3連休を利用して山に行くことはできますが、縦走はできません。東京に住んでいればまだしも、新幹線や飛行機を使って出かける必要がある場合は、なおさら週末の山行でアルプスなんぞ行けません。
 
この時期、山へ行くなら3000メートル級に出かけるべきです。2000メートル級では暑く、虫も多くて厄介だ。丹沢なんか「蛭ヶ岳」と言うぐらいだから、たまらない。
 
昨年は、好天が続いたのは7月いっぱいで、8月になってからは天候不順が続き、8月第一週に出かけた槍・穂高の天気は冴えないものでした。
 
だから、こう毎日好天が続くと、かえって恨めしくなるのです。
 
今日だって、ブログなんか書いている場合じゃないのですよ。心臓バクバクで必死に急登していなければダメなのです。