2012-09-29 笠ヶ岳(1) 旅行 #登山 黒部五郎岳からの続きです。 早朝、5時10分に双六小屋を出発します。後ろに見えるのは鷲羽岳です。 これから歩く縦走路の全貌です。遠くに小さく見えるピークが笠ヶ岳です。 弓折乗越から見る槍ヶ岳。 左端の槍ヶ岳から右端の西穂高岳までのパノラマです。 弓折岳から先は急な下りで、ちょっとしたキレットになっています。 登り返しを繰り返して大ノマ乗越に下ります。その表示はないんだけど、たぶんここが大ノマ乗越です。 西鎌尾根を越え流れ下るガス。 大ノマ岳とその後ろの笠ヶ岳。大ノマ岳の山頂は特徴がなく、道標もありませんでした。 笠ヶ岳本体、秩父岩のあたり。荒々しいです。 大ノマ岳から下った平坦地は秩父平と呼ばれます。 秩父岩はドロミテの岩峰に負けない奇観です。 稜線まで登りきると突然西側の展望が開け、黒部五郎岳(左)と薬師岳が望めます。 さらに目前のピークを登りきると、端正な笠ヶ岳の姿が見えてきます。 抜土岩。 しだいに山頂に近付きますが、霧がかかってきてしまいました。 笠ヶ岳山荘。到着時刻は11時でした。双六小屋で「6時間半かかる」と言われましたが、30分早かったです。ただ、ガイド本のコースタームは5時間半です。 山頂は大きく、遠く見えましたが、登り20分、下り10分で往復できました。 笠ヶ岳山頂の標識は、なぜか横文字。 山頂は狭く、高度感があります。 小屋の前からブロッケン現象が見えました。背中に夕日を受けると、前面の雲に影が映ります。右側の少し大きい影が私です。うっすらと虹がかかっているのがわかるでしょうか。これはつかの間の現象で、あっという間に消えてしまいました。 翌朝です。のんびりしている登山者が多く、4時半になっても誰も起き出しません。ようやく、5時ちょっと前に荷造りを始めて、外に出た時には5時25分で下。だいぶ冷えて、霜が降りていました。 今朝は快晴です。空に浮かんだこの怪しい光は何でしょうか。