イタリア地震裁判と経済学者

経済学者も、「リーマンショックを予想できなかった」と批判されているわけです。

経済学者も裁判にかけられるとなると、何でも反対しておいた方が身のためでしょうな。

「ＴＰＰで農業が崩壊するから反対」
「混合診療解禁で医療格差が広がるから反対」
「40歳定年で大量の中高年が失業するから反対」
「リフレ政策で制御できないインフレになるから反対」

そのうち、矛盾することも言わざるを得なくなるかも。

「消費税を上げると景気が大打撃を受けるから反対」
「消費税を据え置くことは国債危機を招くから反対」

「脱原発は産業空洞化を招くから反対」
「原発推進は再び大事故を招くから反対」

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121023/dst12102309480005-n1.htm

＜多数の死傷者を出した２００９年４月のイタリア中部地震で、大地震の兆候がないと判断し被害を拡大させたとして、学者らに実刑の禁錮刑が言い渡された２２日の判決について、被告の弁護士や関係者らから非難や今後の研究への影響を懸念する声が相次いだ。

　「このような判断がまかり通れば、地震頻発国の日本では５分おきに警告を出さなければならないだろう」。国立地球物理学火山学研究所元所長のエンツォ・ボスキ被告（７０）の弁護士は閉廷後、こう非難した。

　「上級審でも有罪なら、地震のリスクを研究する学者たちは今後『逃げろ』という警告しか出せなくなる」と語った。

　ＡＮＳＡ通信によると、イタリア防災庁付属委員会のルチアノ・マイアニ委員長は「こんなことは他の国では考えられない」と判決を批判した。（共同）＞