せっかくいい流れなのに

水を差すなよ、という感じもします。

学界はともかく、財界、労働界あげての批判大合唱というのは、いかがなものか。

だって、円安・株高は、まさにおまいらが求めてきたものじゃないか?

構造改革だって、少しは景気がよくならないとできません。

小泉政権が支持されたのは、景気が良くなり株価が上がったからです。国民は「痛みに耐え」ただけではありませんよ。


**************************************************************************

http://www.nikkei.com/markets/column/hanshakyo.aspx?g=DGXNMSFZ20018_20112012000000&df=4

<特に、日銀による国債の直接引き受けの是非は世論を二分しそうだ。安倍氏の積極発言以来、円安・株高が進み、「これこそデフレ脱却の突破口」と考える人も多い。グラフのように、物価連動国債投信の基準価格がじわじわと上昇しているのは、市場のデフレ脱却期待の強さを反映している。一方で筆者の周囲を含め、エコノミストの多くは基本的に「財政規律が崩れる」と反対だ。

 しかし、金融や経済に詳しくない人に「なぜいけないのか」と問われた場合、理路整然とダメな理由を説明するのは意外と難しい。白川方明日銀総裁20日の記者会見で「通貨発行に歯止めがなくなる」と反対を表明したが、積極派からは「法律で歯止めを設けてから実施すればいい」との反論を招くだろう。あとはいわば宗教論争か。日銀の日ごろの説明不足、金融政策のトラックレコードの悪さ、学校段階での経済教育の不十分さなどすべてのツケが、重大な決断の局面で一気に出てくるのではないかと思われる。>