東京12区

これも笑っちゃうけど、本来、笑うべき話ではないよな。

公明、未来、共産、幸福実現じゃ、「なんで、オレらの選挙区にはこんな候補しか出てないんだよ」ってことになるだろうよ。

これまた小選挙区の弊害ですよ。

有権者は、候補者が多くて迷ったわけではない。候補が少なくて入れたい候補がいないのが小選挙区の最大の問題。(小選挙区制を擁護し続ける御用学者はクビにしろ?)

政治家みたいなやくざな商売、かたぎの人がそう簡単に手を出せるもんじゃない。しかし、政権党ともなれば、日本全国、津々浦々、300選挙区に候補を立てなければならない。結果的に候補の成り手がいないと、有権者から選択肢を奪うことになる。

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http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20121219-OYT1T00349.htm?from=top

<16日に投開票された衆院選で、小選挙区の無効投票率が東京都内全25選挙区とも2009年の前回衆院選を上回ったことが、都選挙管理委員会のまとめでわかった。

 都全体の無効投票率は4・20%で、前回(2・23%)より1・97ポイント増えた。

 選挙区ごとに見ると、無効投票率が最も高かったのは12区(北区、足立区の一部)の10・83%。増加幅も7・59ポイントに上り、25選挙区で最大だった。

 12区の候補者は、日本未来の党の前議員と公明党の元議員、共産党幸福実現党の新人の計4人。都内選挙区で唯一、民主、自民の2大政党の候補者がともにいなかった。選挙戦は公明党の候補が次点に2倍以上の得票差で大勝した。

 北、足立の両区選管によると、無効票の大半は何も書かれていない白票だった。ある区議は「後援者から『誰に入れていいかわからない』と言われた」と打ち明ける。

 無効投票率が2番目に高かったのは17区(葛飾区、江戸川区の一部)で7・77%(前回比2・4ポイント増)だった。

 一方、最も低かったのは7区(渋谷区、中野区)の2・75%(同1・02ポイント増)だった。

 都選管は「政党数も候補者数も多かったので、投票に迷った有権者が多かったのではないか」と推測している。>