みんなの党躍進で日銀ガクブル?

参院選、表の争点が消費税だったとして、裏の争点はインフレかデフレか、でした。

http://blogs.yahoo.co.jp/mazepparrigo/32689419.html

結果は、消費税上げ=デフレ容認は完敗だったと、一応言える。

早速、みんなの党の「アジェンダ」が始動w
「デフレ脱却法案」で「この指とまれ~」

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-16230020100711

<[東京 11日 ロイター] みんなの党渡辺喜美代表は11日夜、参院選出口調査で与党過半数割れが強まっている情勢のなか、民主党との連立について「ノーだ」と否定した。

 一方で、みんなの党の提案に沿った法案や政策では協力していく考えを示し、日銀法改正を中心とした「デフレ脱却法案」を提出する意向を示した。>

いっそのこと、名目成長率5%を実現して、増税なし、公務員制度改革なしで社会保障財政再建もおK、ってことにしてもらいたいですな。

ほら、リフレ派も大喜び。

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100711#p1

<金子洋一さん(デフレ脱却議連)当選、みんなの党(日銀法改正案提出)躍進

金子さん、おめでとうございます。デフレ脱却のためにこれからも頑張ってください。しかしこんなに選挙真剣に見たのは初めてでは? 神奈川県民の見識は見事。

しかし管首相の敗戦の弁での、国民の危機意識が足りないとか、日本とギリシャとの安易な比較とか、いったいどんだけまわりにおかしな「助言者」かかえているのか? はっきりいってこのレベルの認識はありえん。少なくとも経済政策のセンスゼロ、ということがよくわかった。論評もできないよ、あれでは。菅首相財務省の役人のペーパーだけを世界のすべてだとでも思っているのかもしれない。やはりいまの政治家は経済問題に対する標準的な理解(高校レベルからの積み上げ)が必要条件でしょう。>

元々、構造改革とリフレは親和的。にもかかわらず、選挙戦最終盤で有名ブロガー氏が「消費税引き上げ支持」を表明したのは、よほどリフレ派が嫌いなのでしょう。

あの方の場合、経済政策には、何らかのシバキがないと満足できないのです。税金はそれ自体シバキだけれど、リフレは、気持ちよくしているといつの間にか豊かになる、という話なので、許せないのでしょう。