原発にドリルで穴開け

ヘリコプターが空から福島第一に放水する映像をテレビで見ていて、技術立国日本の終わり、と思いました。これでは外国人はみな日本から逃げ出す罠、と。

これまたdesperateそのもの。日本の技術も終わりですね。

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http://news.livedoor.com/article/detail/5649801/

<福島事故でもドリルで穴を開けて水素ガスを逃がす議論があって、電気ドリルでやれば引火するとして避けられたと記憶します。だから「ガスが溜まる前に行って、穴を開けてこい」になっているのですが、全電源喪失で過酷重大事故が進行している混乱の最中に、誰が適切なタイミングで指示を出せるのでしょうか。行かせるタイミングを誤れば爆発させに行くことになるのですよ。

 ここは中長期策としている水素ベント装置を突貫工事でもして付けるべきでしょう。欧米では水素ガスの対策設備を備えることが常識になっており、東電にも前々から設置が勧められていた、因縁があります。設備増設には安全審査が必要だとかの議論になるのでしょうが、机上の想定でドリルで穴を開けに行ってよいとする発想こそ、安全審査にかける必要があります。こんな安全対策で、定検あけ原発再稼働に疑問を持つ知事たちを説得できるはずがありません。