日銀総裁人事の話はせず?

出席者は「浜田宏一氏、竹森俊平氏、中原伸之氏、岩田規久男氏、伊藤元重氏、高田創氏、本田悦朗氏」と。

高田創って、かつて国債危機本を出していました。元興銀の人ですね。

http://www.nikkeibook.com/writer/912/

岩田一政、伊藤隆敏が入っていないのは、候補だから?妄想が膨らみますな。

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http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL150LX_V10C13A1000000/

安倍晋三首相は15日昼、首相官邸内閣官房参与浜田宏一米エール大名誉教授や竹森俊平慶大教授らと日銀の金融政策を協議した。会合には菅義偉官房長官のほか、麻生太郎副総理・財務・金融相、甘利明経済財政・再生相といった経済閣僚も加わった。終了後記者会見した加藤勝信官房副長官は「具体的な人事の話はもともと議論の対象になっていないし、発言は一切なかった」と明らかにした。人事について「資質うんぬんの話はまったくない」と述べた。

 会合は定期会合ではなく次回の予定も決まっていない。安倍首相の意向で有識者から金融政策の今後のあり方について意見を聞く機会を設けた。デフレ脱却には大胆な金融緩和が必要、との意見が相次いだ。インフレ目標を2%にする点は「それが前提にあって議論が進んだという感じだ」と話した。ただ目標の達成期限や雇用に対する日銀の責任、日銀法改正とった点には議論が及ばなかったという。会合で首相はデフレ脱却のために大胆な金融緩和、機動的な財政政策、民間投資を促す成長戦略の3点が重要との考えを説明し「特に金融緩和が大変大事」と強調した。

 加藤官房副長官は政策協定(アコード)について「アコードという言葉かは別として、日銀と政府の間で検討していることを前提に議論があった」と語った。共同で文書を作成することを前提に、金融政策のあり方を意見交換した。会合には民間から中原伸之元日銀審議委員、岩田規久男学習院大教授、伊藤元重東大教授、みずほ総合研究所の高田創常務執行役員のほか内閣官房参与本田悦朗静岡県立大教授も加わった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕>