ロシア人と銀行

そうそう。EU側はキプロスに対しては容赦ない姿勢で望めばいいんですよ。

どうせロシア人は預金カットには慣れているはずなんだから。

それなら最初から、預金カットなど起こりそうにない英独仏の銀行に預けりゃいいのに。

そうもいかないのは、やはりヤバイ金が多いからじゃないですか。

ほぼ同じ時期にIMFラガルド専務理事の不祥事が報道されましたよね。私は、これはキプロスの件と関係あると思う。

国際機関がロシアの金持ちのヤバイ金に手を突っ込もうとしたことに対する警告なんじゃないですか。

いずれにしても、EU側はキプロスに対して安易に妥協する必要なし。

富豪ベレゾフスキー氏の変死とか、ロシアは未だに007の世界ですよね。

こういうこと言っていると消されるかな。

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http://blogos.com/article/58922/

<でも、預金をカットされたお金持ちは絶対にそのことを忘れない‥と思っていると、ロシアのお金持ちたちは、意外と今回の預金カットに平然としているのだ、とか。

 平然としているとは言っても、もちろん内心では怒ってはいるのでしょうが‥

 では、彼らは、ロシアの銀行に預金しておけばよかったかと言えば‥

 過去ロシアでは、1993年にルーブルが切り下げられたり‥或いは、1994年と1996年には、約200の銀行を残して後は全て姿を消したり‥或いはまた、1998年の金融危機の際には、多くの銀行が支払い不能の状態に陥ったりして‥

 つまり、多くのロシア人にとっては、今回のような出来事は何度も過去に経験済みのことなのです。

 というよりも、自分たちが預けておいたお金を引き出せないような事態にこれまで何度も遭遇してきたからこそ、海外のキプロスにお金を預けているというのです。

 そういうことだったのですか?

 醤油こと!

 だったら、意外とキプロスの危機は今後自然に収まる可能性もあるということです。

 ただいずれにしても、この先、キプロスの金融立国戦略には大きな見直しが迫られると思うのですが、一体どのようにして経済を立て直すのか?

 この際、地中海の海の幸を食材に利用し、観光客にトロイカでも食べてもらってやっていくか?

 キプロスのアナスタシアディス大統領は、トロイカ側との交渉の最中に、IMFのラガルド専務理事に椅子を投げつけてやろうかと思った、なんて報じられていますが、本当なのでしょうか?>