イタリア(2009年8月)

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旅行はミラノから出発。鉄道でプッチーニ音楽祭が行われるトーレ・デル・ラーゴに向かいます。もっとも、宿泊する場所はその手前のViareggio。バカンスを楽しむ海岸リゾートです。ホテルは海岸に集中しており、駅から海岸までは歩いて30分ぐらいかかり、往生しました。タクシーに乗ると15ユーロぐらいぼったくられます。
 
まず、ピサに行ってみます。ピサは鉄道でトーレ・デル・ラーゴのもう少し先。
 
ピサの斜塔の入り口は人大杉。塔に上るチケットは、その日は夜8時以降の予約しか買えないが、トーレ・デル・ラーゴでオペラを見るつもりだったので、翌朝8時のチケットを買いました。
 
トーレ・デル・ラーゴはプッチーニ晩年の家があるところです。現在は博物館となっていて、例えば、三浦環の手紙なども飾ってある。
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オペラ会場。野外上演とはいえ、施設は無粋。
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翌日、ホテルをチェックアウトせずに、電車でピサに向かい、斜塔に上る。斜塔の上はこんなになっています。
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大急ぎでViareggioまで戻り、何とか昼までにチェックアウト。昨日、今日の間に何回、ピサとViareggioを往復したことか。
 
次の目的地はロッシーニ音楽祭が行われるペーザロです。見る予定のオペラの上演まで1日あるので、とりあえずフィレンツェをちょっと見物します。ここは2度目です。以前来たのは1995年。
 
やはり、フィレンツェのドゥオーモはいつ見ても素晴らしい。
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ここはピサにも増して人大杉。ウフィーツィ美術館なんて、インターネットで予約しないともう絶対無理という感じ。以前、ニュースになった日本人旅行者による落書きの場所を見に行こうと思いましたが、入り口の大行列を見て断念。
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今回は「メディチ家八角堂」内部を見ることができました。
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アルノ川の夕暮れ。
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翌日は、ボローニャ経由でペーザロまで。電車で5時間ぐらいかかります。
 
まずは音楽祭の会場。この伝統的な劇場はこじんまりとしており、まことに雰囲気が良いのですが、狭い空間にもかかわらず音響がとてもデッド。これは歌手に不利だな。
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旧市街にはロッシーニの生家もあります。
 
やはり旧市街から20分ほど歩いた海岸沿いにホテルが集中している。ここもバカンスを過ごすリゾートなんですね。少し海に入ってみましたけれど、泳いでいるのは子供と老人ばかり。若者は陸地で恋の駆け引き(ナンパ)、という感じです。日本の海と同じですね。
 
結局3泊してオペラ3つ見ました。「オリー伯爵」「ランスへの旅」は旧市街の劇場でやりますが、演出が大掛かりな「Zermira」は郊外の競技場で上演されます。おそらくサッカーもやるところですね。競技場までは送迎バスが出ました。
 
翌日はミラノに戻ります。夕方、次の目的地スペインへ飛ぶ飛行機に乗ります。それまでミラノのドゥオーモなどを見物しました。
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