スペイン（2009年8月）

イタリアに続いてスペインを回りました。2007年にマドリード、バルセロナ、オヴィエド、ビルバオを回りましたが、まだアンダルシアは回っていなかったので、今回はグラナダ、セヴィリア、コルドバを訪問します。

マドリードに夜到着し、一泊してグラナダに向かいます。マドリードからグラナダまで行く特急の車窓です。乾いた大地にオリーブ畑が続きます。

さすが、世界遺産の中でもトップクラスの人気。アルハンブラ宮殿は大混雑です。インターネットで事前に入場券を予約しました。ここは素人が撮影しても良さが伝わりませんね。

アルカサルと呼ばれる城塞部分。

谷間に広がる市街地を挟んで反対側の丘から見るアルハンブラは絶景です。

翌日はセヴィリアです。ここは世界第３位の規模と言われる大聖堂が有名です。巨大な教会です。１位はバチカンとして、２位はどこなんでしょう。

セヴィリアではスペイン広場も有名です。端正な建物と優美な噴水が見事に調和しています。

翌日はコルドバに向かいます。ここは中世には世界最大の都市だったそうですが、今は廃れている感じです。

世界遺産メスキータもどちらかというと失望遺産。イスラム部分が少なく、キリスト教式に改造されてしまった部分が多いのです。

コルドバには泊まらず、マドリードに帰ります。夕方、初めて闘牛を見ました。ビゼーの「カルメン」に出てくる闘牛場そのままのイメージです。

闘牛は２時間のショウです。３人闘牛士が出てきて、合計６頭の牛が屠られる。途中、４頭目あたりでずいぶんもたついたのは、芝居かなと思いました。何回刺しても牛が死ないのです。わざと下手に見せて、次の見せ場を引き立てているようにも見えました。残虐なショウですが、慣れてくると楽しみ方がわかってきます。きれいに仕留める時には芸術的な瞬間があるのですよ。

翌日はセゴヴィアに出かけます。マドリードからバスで２時間ほどにあります。ここで一番有名なのは、ローマの水道橋です。水道橋の遺跡はほかにもあるけれど、ここがベストではないでしょうか。