スイス:ナポリからの「ごみ輸入」に、ジュネーブ市民反発

ナポリを見てから死ね」といわれるのにねぇ、、、

http://mainichi.jp/select/today/news/20080110k0000m030048000c.html

<イタリアのナポリとその周辺で、ごみ処理場が不足し、ごみが街の通りにあふれ出している。
処理法を巡って一部で住民と警官隊が衝突、プロディ首相と政府は8日、
緊急事態とみて新たな浄化対策案を発表した。

 先月末からごみ処理場がいっぱいとなり、収集作業がストップした。既にナポリ一帯で5万トン、
カンパーニア州全体で10万トン以上のごみが通りに山積みとなって異臭を発し、
人体や環境への悪影響が懸念されている。

(中略)

だが、ナポリ一帯の処理場不足問題は14年前から慢性的に続いている。
背景には廃棄物処理を有力な資金源とする地元マフィア「カモッラ」の介在が
疑われている。カモッラがカンパーニア州外からも大量の廃棄物を持ち込むうえ、
それに癒着する一部自治体当局が処理場や焼却場建設に本腰を入れてこなかった、
という構図だ。>

なんだかわけわかりません。

一方、ごみ焼却能力が余っているところもあるらしい。

http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20080306k0000e030032000c.html

ジュネーブの地元紙などによると、ジュネーブのごみ処理公営企業「SIG」が
ナポリのごみを今後4年間にわたって計18万トン引き受ける。
資源リサイクルに力を入れてきたジュネーブでは、ごみ焼却場の稼働率が下がって
採算割れ状態。焼却場の処理能力は年間35万トンだが、焼却量は11年に
年間23万トンまで落ち込むと予想されている。SIGはこれまでにも
フランスとドイツからごみ焼却を請け負ったことがある。>