大学院生に生活費支給!?

こりゃすごいけれど、こんな特権的な扱いが一部の専攻にのみ与えられるって、不公平だし、効率も悪いんじゃないか。

だって、こんな、海のものとも山のものともわからない「学際的研究」にカネを出すために、公務員の給料を削るなんて許せないw

経済系大学院の小噺ですが、「東大は予備校(できる子は留学してしまう)、阪大は専門学校(手に職が付く=論文が書けるようになる)、京大はカルチャーセンター」というのがあります。もちろん、京大がオチ、です。(それぞれ事実はどうか、知りません。あくまでも小噺です)

こんなプログラム、まさに税金でカルチャーセンターを作ることにならないか、懸念いたします。

***********************************************************

http://www.asahi.com/national/update/0312/OSK201203120036.html

<京都、大阪、慶応の3大学が、文理統合型の新たな大学院プログラムを導入する。理系の学生にも哲学や宗教を学んでもらい、環境・資源、高齢社会など、一つの学問領域だけでは解決が難しい課題に対処できる人材を育てる。いずれも一学年20人程度とし、修士・博士課程の5年一貫教育を計画している。

 文部科学省が、大学院教育の抜本改革を支援する「博士課程教育リーディングプログラム事業」の一つ。3校の計画が採択され、阪大、慶大が2012年4月から開設し、京大は13年度にも新たな大学院を設ける準備を進めている。

 学生は、既存の各研究科への入学予定者から選抜する。履修者には、専門分野での博士課程とプログラムのふたつの修了が認定される。学生には生活費として月約20万円が支給される。>