ポピュリズム

いちいちもっとも。
知識階級にもかかわらず、たまに河村を支持するやつがいて、がっかり。

http://news.livedoor.com/article/detail/5378003/

<・宣伝は大衆に対してのみおこない、知識階級には命令すればよい。
・大衆は女性的であり、感情と情緒に支えられる。
・大衆の感受性は狭い。理解力はないし、すぐ忘れられる。
・大衆のなかに一人でも理解できない者がいたら、理解するまで繰り返せ。

これは、過去記事「広告戦略に騙されるな」からの引用ですが、ナチスドイツの宣伝大臣ゲッペルスが国民を洗脳する際に用いた宣伝手法です。人目を引くような宣伝文句を使い、分かりやすい敵対勢力を作り上げてそれを攻撃することで注目と支持を集めることに成功します。

ゲッペルスの「広告戦略」の有効性は日本ではまだ健在です。>

http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2011/03/228-61e7.html

<一方で、善なると決めつけたものには一方的な思い入れを抱き、考え方が違うのに坂本龍馬気分になって、しきりにくっつけようとしたがることも政治や社会の停滞の原因でもある。むかしテレビに出ている政治家がみんな改革派のように思えて、イデオロギーも立場も考えもせずに、テレビに出ている政治家が糾合して社会改革をしてほしいみたいな議論があったように。>

日本の政治を劣化させたのは、テレビの政治番組かもしれませんね。

要するに、小泉以来、どれだけハッタリを繰り出せるかが政治家の力量になってしまい、まじめに地味に政策をやろうとする政治家が全然評価されなくなってしまった。

NHK国会中継では、進次郎が海老蔵状態。毎回のように予算委員会で質問している。まだろくなキャリアもないのに、視聴者の受けがいいという理由だけで、歌舞伎の御曹司みたいに出ずっぱり。